【プロペシアとザガーロ】違いってなんだろう?

AGAの治療でよく名前が上がるプロペシアとザガーロ。
それぞれミノキシジルの併用などで抜け毛や薄毛の改善に役立ちますが、お互いの併用は耳にしません。
それは両方ともおなじ作用を持っているから。

効果として同列にある両方の薬には、どういった違いがあるのでしょうか。

プロペシアは錠剤、ザガーロはカプセル

プロペシアはフィナステリドを有効成分に持っている薬で、アメリカのメルク社によって開発されました。
ザガーロはデュタステリドを有効成分に持っており、イギリスのグラクソ・スミスクライン社によって開発。
両方とももともとは前立腺肥大症の治療薬として発売されていましたが、抜け毛や薄毛への改善が見いだされ、AGA治療薬として使用されるようになったのです。

プロペシアとザガーロは新しい成分で開発された薬であるため、新薬に分類されます。
そのため、いまではそれらを元にして、同様の成分や有効性、安全性を持っているジェネリックが国際的に多く開発されています。

2つの薬は、ジェネリックも含めてその見た目にも違いが。
プロペシアやそのジェネリックなど、フィナステリドを有効成分に持っている薬は、錠剤タイプとなります。
ザガーロやそのジェネリックなど、デュタステリドを有効成分に持っている薬は基本的にカプセルタイプ。ジェネリックの中には錠剤タイプもありますが、種類はごくわずかです。

効果に違いは?

効果の違い

AGAに効くという点ではおなじですが、異なる成分で作られているプロペシアとザガーロ。
効き目に違いはあるのでしょうか。

ザガーロの開発時に、フィナステリドとの改善率を比較する臨床試験が行われていました。
その結果、デュタステリドはフィナステリドに比べて1.6倍の効果があることがわかりました。
要するに、フィナステリドを有効成分に持っているプロペシアより、ザガーロのほうが効果的なのです。

また、作用する箇所にも違いが。

両方とも5αリダクターゼの作用を阻害してAGAの原因因子でありDHTの生成を防ぐことで、AGAを改善に導きます。
この5αリダクターゼはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型は側頭部や後頭部に、Ⅱ型は前頭部や頭頂部に多くみられます。
プロペシアはⅡ型にのみ作用するため、前頭部や頭頂部の薄毛や抜け毛に、ザガーロはⅠ型Ⅱ型ともに作用するため、頭部全体の抜け毛や薄毛に効果を表すのです。

ザガーロのほうがどこでも効き効果的なのです。
しかし、AGAはⅡ型によるものがほとんど
プロペシアも3年間の服用で98%もの改善率が認められているため、バッチリ効果が得られます。
プロペシアで治療をおこない、それで効果が見込めない場合にザガーロへと変更するというのがAGA治療の王道の流れです。

価格の違いは?

価格にも差があります。
病院で処方される場合、28錠あたりプロペシアは8,000円ほどで、ザガーロは9,000円ほど。
代行通販サイトから買えるそれぞれのジェネリックも、30錠あたりプロペシアジェネリックは1,500円ほどで、ザガーロジェネリックは3,000円ほどとなります。

新薬もジェネリックも、より効果的なザガーロ系が価格も高いことがわかります。

服用方法はおなじ?

服用方法の違い

服用方法は両方ともほとんどおなじです。
1日1錠を水またはぬるま湯で服用します。
食事の影響を受けないため、飲むタイミングはいつでもOK。
効果が1日中持続するため、24時間おきに服用します。

違う点といえば、1度に服用できる量。
プロペシアは最大1mgまで飲めますが、ザガーロは最大0.5mgまでです。
薬をカットすることで、自分にあった量へと調整ができますが、気をつけたいことが1つ。

プロペシアは錠剤タイプであるためカット可能ですが、ザガーロはカプセルタイプのものが多いため、カットすると中身があふれ出てしまいます。
中身はほとんどが液体状であり、きれいにカットできないため、カプセルタイプのものだけはカットせずそのまま1錠を飲むようにしましょう。

副作用が出にくいのはどっち?

作用がおなじであるため、副作用の症状もほとんどおなじとなります。

ですが、副作用の出やすさは効果の得られやすさに比例します。
副作用発現率はプロペシアが1%なのに対し、ザガーロは16%とその差は歴然。
より効果を得るためには、副作用のリスクを覚悟しなければならず、副作用を避けるためには、効果を少し抑えなければならないのです。

注意点は似ている!

薬には効果や作用、体内の残留時間などによって、注意点がでてきます。

両方の薬は併用禁忌薬がないため、飲んでいる薬があっても問題なく服用できます。
しかしその作用から、女性やこどもの服用は禁止です。

また、成分が血液中に溶け込むため献血も禁止
献血した成分入りの血が、女性やこどもに輸血されるのを防ぐためです。
どうしても献血したい場合は、薬の服用を中断することで血を採ることができます。
その中断する期間が異なります。

プロペシアは中断して1ヵ月経過したのちに献血可能。
ザガーロは中断6か月後から献血できます。
中断期間に差があるのは、体内での滞在時間がに差があるから。
体内から完全に排出されたのちのみ、献血ができるようになるのです。

まとめ

プロペシア
【プロペシア】
ザガーロ
【ザガーロ】
メルク社 製薬会社 グラクソ・スミスクライン社
フィナステリド 有効成分 デュタステリド
錠剤 薬のタイプ カプセル、錠剤
新薬:8,000円(28錠)
ジェネリック:1,500円(30錠)
価格 新薬:9,000円(28錠)
ジェネリック:3,000円(30錠)
1年:58%
3年:98%
改善率 フィナステリドの1.6倍
5αリダクターゼⅡ型
(前頭部、頭頂部)
作用箇所 5αリダクターゼⅠ型Ⅱ型
(頭部全体)
約1% 副作用発現率 約16%
カットの可否 否(錠剤タイプは可)

(服用中断1ヵ月後からOK)
献血の可否
(服用中断6ヵ月後からOK)

はじめて治療をおこなう場合は、副作用の出にくいプロペシアから使うのが基本。
抜け毛や薄毛もプロペシアの効く前頭部や頭頂部が多いため、十分に治療できます。
場合によっては気になる箇所や予定している治療費の額によって、どちらを決めるか選ぶのもいいでしょう。
代行通販サイトでは、さまざまなAGA治療薬を取り扱っているため、自分にあった治療薬が見つけられますよ。